平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

一般社団法人歯科検定協会では、歯科に関する正しい知識の普及、より一層の歯科医療業界の成長を目指し、活動しております。

昨今、歯科医療業界を取り巻く環境は急速に変化をしています。しかし、歯科医療従事者が新しい技術や知識を体系立てて学べる場は、残念ながらあまり多くありません。

資格を得たらゴールではなく、歯科医療に従事するからには、日々進化し続ける歯科に関する研鑽は欠かすことはできません。

新しい学問、例えば、「マウスピース矯正」は、全国どこの医院でも行われる治療方法となりました。
また、患者様からのニーズも高まっており、避けて通ることができないのが現実です。
もはや、矯正治療は特別な治療ではなく、虫歯や歯周病と同じ扱いとなっています。

しかしながら、『正しい知識や技術』を学ぶにはあまりにも情報量が少なく、歯科医師はもちろん、歯科衛生士、歯科助手の中には、不安を抱きながら患者と向き合っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、患者様においても、歯科医院に正しい知識や技術を求めるようになっているのではないでしょうか。

このような状況を鑑み、歯科検定協会として次のような業務を行って参ります。

➀日々の診療にも活用していただける教科書の作成
➁認定資格の更新制導入のために働きかけ

歯科医師、歯科衛生士の国家資格は一度取得すると永久に失われることはありません。

更新のない免許制度下では、想像を超える速いスピードで進化し続ける、歯科医療に対応できていない歯科医師、歯科衛生士が出てきてしまっております。
この状況を放置することで、さらに歯科医師、歯科衛生士の二極化が進むことが推測できます。
「患者様のために」「歯科医療従事者のために」「歯科医療の発展のために」資格更新は必要だと考えます。

歯科検定協会は、常に新しい情報を発信し続けることをお約束いたします。

歯科検定協会が皆様のよりよい学びの場となり、なお一層のご活躍に繋がることを祈念いたします。